令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造設計

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 V-2 (幸町北5号館 522講義室)

座長:塩畑 英俊(東日本高速道路)

[V-415] スラブ開口を有する鉄道開削トンネルの応答性状に関する一考察

*永坂 亮介1、後藤 幸司1、加藤 久也1、仲山 貴志2、牛田 貴士2 (1. ジェイアール東海コンサルタンツ、2. 鉄道総合技術研究所)

キーワード:開削トンネル、開口、3次元FEM解析

鉄道地下駅における開削トンネルは,昇降設備等を設置するため,大規模なスラブ開口を設ける必要がある.この場合,外力に抵抗する主部材の耐力を削ることとなり,開削トンネル全体系の応答性状に影響を与える.そのため,開口が大規模となる場合,従来の開口補強範囲では対応できない可能性が懸念される.そこで,本研究では,大規模スラブ開口が開削トンネルの応答値に与える影響を定量化することを目的とし,開口の規模や形状をパラメータとした3次元FEM解析を実施し,開口補強の適用可否を推定した.

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