維持・修繕（舗装）(1)

[V-418] Road surface survey by the automatic infrared image analysis and diagnosis system

*宮島 渚¹、岡田 健汰²、大庭 健太郎¹、北爪 史彦¹、内間 満明³ (1. ネクスコ東日本エンジニアリング、2. 東日本高速道路、3. テナーク)

Keywords:infrared image, potholes, automatic analysis

高速で走行しながら赤外線熱画像を撮影できる設備の充実により，高速道路上で短時間に大量の舗装路面の赤外線熱画像を取得することが可能となっている．一方，撮影した赤外線熱画像データの解析作業は技術者が手動で行うため，多大な時間を必要としている．そこで，この問題を解決するために開発された赤外線自動熱解析診断システムを活用したところ，技術者が手動で解析する従来の方法と比較して，解析時間を87%短縮できることを確認した．働き方改革や技術者不足などにより省力化・省人化が求められる今日において，非常に有益性が高いと考えられるこの検証結果について報告する．