[V-420] 実路における地中レーダによる埋設管土被りの測定精度の向上に関する実験
地下空間には,上下水道,ガス,電力,通信などの施設が埋設されており,開削時に位置が誤っていると目的外の埋設物に直面してしまう.著者らは,地中レーダの測定精度を向上させるためには,画像判読のしやすさが必須であると考え,埋設管上面において電磁波を正反射しやすいよう矩形の金属板を設置して,既知の土被りを用意した土槽での実験を行ってきた.信頼性および完成度を高めるため,土槽から実路へ変更して,実験ケースを増やして,地中レーダによる埋設管土被りの測定精度の向上に関する実験を行うこととした.この結果,鉄板を設置したことで,上に凸な双曲線の縞が相対的に明確になったことにより画像判読可能になった.
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