[V-423] 舗装版下で発生するポンピング現象における基礎的模型実験
キーワード:舗装、ポンピング、模型実験
ポンピングは,舗装版の目地やひび割れから雨水が浸透し,路盤が飽和した状態で交通荷重が作用することにより路盤材が噴出する現象で,路盤の浸食から段差や角欠け,ポットホールの発生などにつながることから重要な問題と認識されている.本研究では,ポンピングによる路盤の浸食プロセスを可視化することを目的として小型土槽を用いた室内舗装実験を実施した.本研究の結果から一定の輪荷重載荷回数以降において路盤材の噴出量が線形的に装荷しており,浸食形状は輪荷重載荷載荷回数増加につれて,深さ方向,水平方向共に浸食が拡大することが分かった.またポンピング現象発生時の路盤の挙動を確認できた.
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