維持・修繕（舗装）(2)

[V-427] 舗装打換工事によるRC床版長寿命化対策の実施状況

*大槻 敦夫¹ (1. 首都高メンテナンス西東京株式会社)

キーワード：首都高速道路、舗装打換、浸透防水、RC床版、長寿命化

平成27年4月より改訂された首都高速道路の舗装設計施工要領のもと、舗装打換工事ではアスファルト切削後、複合防水処理工法が標準仕様とされた。本工法の採用により、老朽化が進むRC床版のひび割れ損傷に対し、①RC床版の防水、②RC床版の剛性及び疲労耐久性の向上が舗装打換工事の目的・役割として加えられた。首都高速道路の東京西局管内における要領改訂から平成31年3月に至るまでの舗装打換補修工事によるRC床版の長寿命化対策の目的、実施状況について、纏めるものである。