[V-436] アスファルト舗装の表面研削形状に関する一検討
キーワード:表面研削形状、すべり抵抗、性能、持続性
ダイヤモンドカッタによりコンクリート舗装表面を薄層で研削し、すべり抵抗性等を改善する研削工法がある。積雪寒冷地のアスファルト舗装は、冬期に凍結して滑りやすい路面になることから、このような路面にダイヤモンドカッタによる表面研削工法を適用すれば、路面に凹凸形状を形成させることによって路面摩擦力や排水能力の向上が見込まれ、冬期路面対策としての効果が期待できる。そこで、この工法のアスファルト舗装への応用を試みた。本稿では、研削初期、ホイールトラッキング試験後、凍結路面時において、きめ深さやすべり抵抗値を測定し、研削形状による性能の向上や持続性の違いについて考察した結果について報告する。
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