令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

路面評価(舗装)(2)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 V-3 (幸町北5号館 523講義室)

座長:田中 俊輔(土木研究所)

[V-446] 簡易路面調査技術を活用した損傷形態分析と路面管理に関する検討

*川西 弘一1、橋爪 謙治1、橋本 和明1、松田 靖博1 (1. 西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社)

キーワード:路面管理、高機能舗装Ⅰ型、簡易路面調査、自動解析、評価手法

NEXCOでは、高機能舗装Ⅰ型といわれる排水性舗装を表層工の標準工種としている。しかし、高機能舗装Ⅰ型は、わだち掘れやひび割れが表れ難いため日常点検で早期発見できず、局所的な沈下領域が発現すると短期間でポットホール発現に至ることから、事後保全となっている。そこで、簡易路面調査技術による路面定期測定を実施することで、損傷形態の特徴を捉えるとともに、損傷形態に応じた路面管理手法について提案する。本検討では、2つの路面評価指標「局所沈下量」と「MPD」に着目した。定期測定結果から、路面の損傷形態を3つに分類し、路面管理区分図を用いることにより、ポットホール発生リスクを定量的に把握する手法を提案する。

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