路面評価（舗装）(2)

[V-447] 遮熱性舗装の眩しさに関する被験者実験

*植田 知孝¹、田中 志和¹、鎌形 吉治²、成田 健浩² (1. オリエンタルコンサルタンツ、2. 国土交通省　関東地方整備局　関東技術事務所)

キーワード：遮熱性舗装、被験者実験、眩しさ、明度、キメ深さ、鏡面光沢度

路面温度低減効果を有する遮熱性舗装は、路面に遮熱材と呼ばれる塗布剤が散布されている。この遮熱材は、色味や使用される塗料及び骨材の影響によって眩しく感じる場合がある。この眩しさについては、明度やキメ深さ、鏡面光沢度で定量化が試みられているが、その定量的な数値と被験者による眩しさの感じ方の関係性については明らかになっていない。そのため、本論文では遮熱材の塗布量や汚れ度合いを変えた供試体を用いて、明度、キメ深さ、鏡面光沢度の物性試験結果と被験者を用いた実験から眩しさに関するアンケートを行い、その関係性について調査、分析し、眩しさに関するしきい値について定量的に確認したものである。