路面評価（舗装）(3)

[V-449] Consideration on aging degradation analysis of road pavement using car probe data

*伊藤 大悟¹、今井 龍一²、櫻井 淳³ (1. 東京都市大学大学院、2. 法政大学、3. 文教大学)

Keywords:probe data, aging degradation analysis, hysteretic behavior

ITSの進展により，各機関にて車両の走行・挙動履歴であるカープローブデータ（以下，「プローブデータ」とする．）が日常的かつ長期的に蓄積されている．これらは，道路交通分析や道路交通サービス等に活用されている．さらに，道路維持管理においてもプローブデータが活用されており，現状では，その時点の劣化状態を明らかにする分析が実施されている．今後，一層の高度化を図るには，長期的に蓄積されているプローブデータの特長を活かした分析手法の確立が望まれる．本研究では，単一車両および複数車両のプローブデータを活用し，道路舗装（路面）の経年変化分析への長期的に取得・蓄積されたプローブデータの適用可能性を明らかにした．