路面評価（舗装）(3)

[V-455] 貨物自動車から得られる加速度計データから路面平坦性を推定する技術に関する検討

*大浦 正樹¹、丸山 記美雄¹ (1. 国立研究開発法人　土木研究所　寒地土木研究所)

キーワード：IRI、加速度計、ビッグデータ

国土交通省により「舗装点検要領」が策定され、舗装のひび割れ率、わだち掘れ量、IRIの点検を行い、それらの情報を元に健全性の評価を行うと規定された。IRI値の計測においては測定方法に応じたクラス分けがされており、その方法により測定速度等が異なるとされる。
既往の報告において、大型貨物自動車等に装備されている運行記録計から得られる加速度計データと路面平坦性には関連性があることを示唆したが、データを分析したところ、比較的小さな段差などは検出が難しいことが確認された。そこで、検出精度向上を目的に加速度計データのサンプリング周波数を変更し、未検出箇所を減少させる手法について検討したので報告する。