[V-466] STUDY ON THE WATER PENETRATION OF THE CONCRETE STRUCTURE USED FOR LONG-TERM
Keywords:Carbonation, Rebar corrosion, Rain exposure, Water penetration rate coefficient
筆者らは,これまでに実構造物を対象として調査を実施し,雨掛かりがある場合,鉄筋の腐食速度がコンクリート表面のほうが大きくなり,内部では雨掛かりの影響が小さくなることを示した。つまり,かぶりがある一定以上を確保されていれば,中性化による鉄筋腐食の進行は,雨掛かりの有無に影響を受けないと考えられる。そこで,本研究では,コンクリート内部における雨掛かりの影響範囲を把握することと,長期間供用された実構造物のコンクリート中への短期的な水分浸透性状に関する知見を得ることを目的として、採取したコア供試体を対象に水分浸透速度係数試験を実施した。その結果,中性化の進行程度によって異なる水分浸透性を示した。
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