Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

耐久性一般 (2)

Thu. Sep 5, 2019 10:25 AM - 11:55 AM V-4 (幸町北5号館 524講義室)

座長:中村 文則(長岡技術科学大学)

[V-472] Chloride-induced steel corrosion in concrete using various slag fine aggregate

*竹内 彩菜1、上田 隆雄1、塚越 雅幸2、七澤 章3 (1. 徳島大学大学院、2. 福岡大学、3. デンカ(株))

Keywords:copper slag fine aggregate, blast furnace slag fine aggregate, bleeding, steel corrosion, fly ash

銅スラグ細骨材や高炉スラグ細骨材を用いたコンクリートは,一般の細骨材を用いたコンクリートよりもブリーディングが大きくなる傾向が報告されているが,コンクリートの硬化後の耐久性に関するデータは不足している。そこで本研究は,銅スラグ細骨材,または,高炉スラグ細骨材を使用したコンクリート中の塩害による鉄筋腐食を実験的に検討した。この結果,スラグ細骨材を50%混入することでブリーディングは増大するものの,Clの浸透は抑制された。ただし,スラグ細骨材を用いたコンクリートがClを含有する場合には,ブリーディングの影響で腐食速度は増大し,銅スラグ細骨材でその傾向が強く見られた。

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