令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

ひび割れ

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 V-4 (幸町北5号館 524講義室)

座長:古賀 裕久(土木研究所)

[V-487] シールテープインジェクション工法の浸透状況観察

*勝野 晃宏1、大場 春樹1、市村 周二1、白岩 誠史2、大井川 圭介3 (1. ニチバン、2. 安藤・間、3. アルファ工業)

キーワード:ひび割れ、低圧樹脂注入工法、品質管理、シールテープインジェクション工法

ひび割れの補修方法として,一般的な自動式低圧樹脂注入工法は,ひび割れ表面にエポキシ樹脂等のシール材を塗布するが必要である.そのため,シール材の養生や撤去に時間を要することや充填状況の確認ができないという課題がある.本報告では,新しい手動式低圧樹脂注入工法“シールテープインジェクション工法”を開発,その浸透状況について報告する.本工法でも,自動式低圧樹脂注入工法と同様に同心円(半円)状に浸透していることが観察された.したがって,注入間隔を調節することにより,想定した深さまで注入材を浸透させることができるといえる.かぶり部の鉄筋の防錆を目的とした補修の場合は,特に有効な工法であると考えられる.

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