[V-489] マスコンクリートの硬化過程における温度ひずみおよび熱膨張係数
キーワード:温度ひずみ、熱膨張係数、マス養生、マスコンクリート、高炉セメント
本研究は,高炉セメントB種を用いたコンクリートの硬化過程における温度ひずみ挙動の把握を目的として,簡易物性評価試験装置を用いた温度およびひずみの測定を行い,無応力状態のひずみ測定結果から自己収縮ひずみを差し引くことで温度ひずみを求めるとともに,水セメント比および打込み温度が温度ひずみに与える影響について検討を行った。その結果,温度ひずみは打込み温度の違いにより温度上昇時の速度が異なり,温度変化に伴う温度ひずみ変化量から算定した熱膨張係数は,打ち込み温度を変化させることによって,温度上昇時また温度降下時において熱膨張係数が大きく変化する区間があることを確認した。
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