[V-497] 養生温度を考慮した若材齢時コンクリートのクリープ挙動推定に関する研究
キーワード:クリープ予測、若材齢コンクリート、自己収縮
若材齢時コンクリートのクリープ挙動を解明することは,コンクリート構造物の使用性の向上に繋がる.しかしながら,過去に行われたクリープに関する研究は材齢28日以降のものがほとんどである.
そこで,本研究では,若材齢時コンクリートを対象に養生温度を変化させてクリープ試験を実施した.実験の結果,養生温度が高くなってもクリープひずみと載荷応力の間に線形性があること,載荷材齢が遅くなるほどクリープひずみが小さくなることが示された.また,実験結果を基に単位クリープの推定式の構築を試みた.本実験結果の範囲内では推定式が若材齢時コンクリートのクリープ挙動を的確に表現できることがわかった.
そこで,本研究では,若材齢時コンクリートを対象に養生温度を変化させてクリープ試験を実施した.実験の結果,養生温度が高くなってもクリープひずみと載荷応力の間に線形性があること,載荷材齢が遅くなるほどクリープひずみが小さくなることが示された.また,実験結果を基に単位クリープの推定式の構築を試みた.本実験結果の範囲内では推定式が若材齢時コンクリートのクリープ挙動を的確に表現できることがわかった.
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