令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

短繊維補強コンクリート(構造)(1)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 V-2 (幸町北5号館 522講義室)

座長:上田 尚史(関西大学)

[V-57] UHPFRCによる橋梁床版の補修・補強工法における界面の引張疲労付着試験

*松田 有加1、渡邊 有寿1、一宮 利通1、横田 祐起1、牧田 通2、北川 寛和2 (1. 鹿島建設、2. 中日本高速道路)

キーワード:大規模更新・修繕、道路橋床版、打替え・補強、超高性能繊維補強コンクリート、付着疲労特性

橋梁の鉄筋コンクリート床版の補修・補強や鋼板の補強には、鋼繊維補強コンクリ―トが使用されることが多いが、より高耐久・高強度な材料である超高性能繊維補強コンクリート(UHPFRC)を使用することで、耐久性・耐荷性能が向上することが期待される。一方、UHPFRCで打ち替えた新設部と既設部の一体性を確保するためには界面の付着特性が重要となる。そこで、UHPFRCとコンクリート・鋼板の界面を再現した試験体の疲労強度の検討を行った。結果、試験結果を安全側に評価したS-N曲線を導出することができた。今後は、導出した式を用いてUHPFRCで補修・補強を行った床版の性能照査方法の検討を行っていく。

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