令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

評価・試験方法 (2)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:竹田 宣典(広島工業大学)

[V-576] ドリル径および削孔深さがコンクリートドリル粉の骨材比率に及ぼす解析的検討

*川俣 孝治1、田中 章夫2、木村 祥平3 (1. 株式会社中研コンサルタント、2. 株式会社八洋コンサルタント、3. 三菱マテリアル株式会社)

キーワード:硬化コンクリート、塩化物イオン濃度、ドリル粉、セメントペースト、骨材、構成比率

ドリル粉を用いた塩化物イオン濃度の測定は,迅速かつ簡易な方法として着目されており,日本非破壊検査協会ではNDIS規格として規格化されている.一方、「ドリル粉を試料とする場合,採取量が少なく削孔ごとにセメントペーストと骨材の構成比率が異なることから試験結果に大きなばらつきを生じさせることも考えられる」との指摘もあり,試料採取条件の違いが試験結果に影響を与えることを示唆している.今回の報告は、試料となるドリル粉に含まれる骨材比率に着目し,EPMA解析画像を用いて検討を行ったものである.

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