[V-588] フランジを有するUFCはりのせん断耐荷機構に及ぼすウェブ配置の影響
キーワード:UFCはり、せん断耐力、ウェブ配置、フランジ張出し部、ウェブとフランジの一体性
UFCを用いて建設された橋梁の多くは、複数本のウェブを有するT形断面桁あるいは中空断面箱桁となっている。そこで、フランジを有するUFCはりのせん断耐荷機構に及ぼすウェブ配置の影響を実験的に検討した。その結果、ウェブがフランジの中央に一本、両端またはフランジ幅の1/4に2本配置されることで、断面性能の理論値は同じであっても、UFCはりのせん断耐力が異なることを確認した。さらに、ウェブとフランジが一体となってせん断力に抵抗すること、ウェブのせん断力による変形が連続的にフランジに進展することによるせん断耐荷機構の違いが、それらの結果に影響を及ぼしたことを明らかにした。
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