Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

せん断・ねじり (1)

Thu. Sep 5, 2019 8:40 AM - 10:10 AM V-7 (幸町北6号館 621講義室)

座長:三木 朋広

[V-590] An experimental study on shear capacity of a beam with small shear span ratio which placed plural steel materials

*阿部 麻友子1、醍醐 宏治1、鈴木 裕隆1 (1. 東日本旅客鉄道株式会社)

Keywords:shear capacity , RB seismic retrofitting method, small shear span ratio

大規模地震に備え、構造物の耐震補強が近年問題となっている。この問題に対し、鋼材を部材外周に配置しその端部を柱の隅角部で定着することにより、部材のせん断耐力が上がることが確認されており、その効果を利用した耐震補強が行われている。しかし、せん断スパン比が2.0未満の部材に対しては、その効果が明らかになっていない。そこで、今回、試験体を製作し、実験を行った。結果として、せん断耐力の増加量は補強用鋼材の強度に依存しないということ、補強用鋼材を分散配置させることによりせん断耐力が増加することが明らかとなった。

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