[V-591] ストッパー周りに配置した補強鉄筋が受け持つせん断耐力に及ぼす各種諸元の影響
キーワード:鉄道橋梁、鋼角ストッパー、桁端、せん断耐力、補強鉄筋
本研究では,実橋のストッパー諸元に基づく実験およびFEMから,ストッパー周りに配置した補強鉄筋が受け持つせん断耐力に影響を及ぼす諸元について検討を行った.その結果,ストッパー周りにひび割れが発生すると,補強鉄筋が荷重を負担し始め,ひび割れが進展してフーチング上面にひび割れが生じて最大荷重に至る.そのため,補強鉄筋をせん断破壊面と交差しやすいように配筋すると補強鉄筋が受け持つ荷重は増加する.また,フーチング端部からストッパーまでの距離dは補強鉄筋が受け持つ荷重に影響を及ぼさず,コンクリートの圧縮強度f’cは補強鉄筋が受け持つ荷重に影響を及ぼすが,その影響は√f’cで評価できると考えられる.
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