せん断・ねじり (2)／曲げ

[V-600] Pre-yield behavior of RC beams corroded by compression rebar

*桑野 仁成¹、國元 陸登¹、近藤 拓也¹、横井 克則¹ (1. 高知工業高等専門学校)

Keywords:Compression rebar, reinforced corrosion, flexural rigidity, flexural capacity

圧縮鉄筋が腐食した場合の圧縮側の応力はコンクリートも負担するため、維持管理上重要であるが、引張鉄筋の腐食と比較して研究事例は多く存在しない。しかし、圧縮鉄筋の腐食によるひび割れやかぶりコンクリートの剥落のより、圧縮側コンクリートの断面積が減少することにより破壊形式の変化が起こる可能性がある。そのため本研究では、圧縮鉄筋の腐食、また圧縮側コンクリート断面欠損が生じたRCはりで曲げ試験を行い、降伏以前の曲げ性状に与える影響について研究を行った。その結果、圧縮鉄筋が腐食しひび割れが生じると曲げ剛性が低下した。また、今回の電食の積算電流量では最大荷重に影響がないことが分かった。