[V-609] 超高強度繊維補強コンクリート部材に異形PC鋼棒をプレテンション用緊張材として用いる場合の定着性能
キーワード:異形PC鋼棒、定着長、定着性能、超高強度繊維補強コンクリート、プレテンション用緊張材
超高強度繊維補強コンクリート(以下、UFC)部材に、プレテンション方式でプレストレスを導入する場合、一般にはPC鋼より線が用いられる。一方、異形PC鋼棒は、節の機械的抵抗作用によって、PC鋼より線に比べて高い付着性能が期待でき、UFCの高い付着性能と組み合わせた新たなUFC部材の可能性が考えられる。そこで、UFC部材における異形PC鋼棒の定着性能を確認するための実験を行った。その結果、定着長は、PC鋼棒の径の8~15倍程度となる事が分かった。また、道路橋示方書に示されているプレテンション部材におけるPC鋼より線の定着長(65φ)に比較して、大幅に小さくなることが確認できた。
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