[V-610] アンカーフレーム定着方式の引抜きせん断耐力に関する模型実験
キーワード:模型実験、定着、アンカーフレーム、引抜きせん断、送電用鉄塔
送電用鉄塔と基礎の定着方式は,いかり材と呼ばれる山形鋼を鉄塔脚材にボルトで接合し,基礎に埋め込む方法が一般的であるが,特殊な技術を保有している送電土工でなければ施工が難しい.
一方で,送電土工では高齢化や若手技術者の離職による人材不足が懸念されており,今後は一般土工でも施工が簡易に行える定着方式の開発が課題となっている.
そこで,アンカーフレームを用いた定着方式に着目し,送電用鉄塔への適用性について模型実験による検討を行った.
その結果,従来のいかり材定着と同様の破壊性状であること,同じ設計式を適用できることが確認できた.ただし,実験では支点の影響により,定着耐力は低減が必要であることが分かった.
一方で,送電土工では高齢化や若手技術者の離職による人材不足が懸念されており,今後は一般土工でも施工が簡易に行える定着方式の開発が課題となっている.
そこで,アンカーフレームを用いた定着方式に着目し,送電用鉄塔への適用性について模型実験による検討を行った.
その結果,従来のいかり材定着と同様の破壊性状であること,同じ設計式を適用できることが確認できた.ただし,実験では支点の影響により,定着耐力は低減が必要であることが分かった.
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