[V-619] Adhesion Properties of Corroded Reinforced Bar in Concrete under Bond Splitting Conditions
Keywords:Pull-out test, Bond Splitting, Corroded Reinforced Bar, Bond, Local τ-s Relation
腐食ひび割れにより鉄筋とコンクリートの付着が不十分になりRC梁の耐荷性能が低下する。しかし腐食した鉄筋が引張を受ける際の周囲のコンクリートが引張応力下にあり、かつ付着割裂を生じるような条件下での付着試験があまりなされていない。そこで本研究では鉄筋に腐食を発生させた付着割裂型の供試体に対して引抜試験を行い鉄筋の付着挙動を検討するとともに、腐食鉄筋の局所τ-s関係のモデル化を検討することを目的とした。腐食による付着強度の変化の程度は小さいが、既往の引抜試験で見られた挙動と一致した。また腐食時の局所τ-s関係は、健全時における最大付着応力とその時のすべり量を低下させることにより表現することができた。
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