舗装一般

[V-70] 繰返しねじりせん断試験条件がアスファルト混合物の力学特性に与える影響に関する一検討

*横田 慎也¹、久利 良夫²、澁谷 哲¹、ロハニ タラニディ¹、好見 一馬³、鎌田 修³ (1. 神戸大学、2. 阪神高速技術、3. 鹿島道路)

キーワード：繰返しねじりせん断試験、アスファルト混合物、載荷時間、休止時間、軸荷重

筆者らは，繰返しねじりせん断試験に基づくアスファルト（以下，As）混合物の耐久性評価を行ってきた．これまで，載荷波形や軸荷重は一定条件下で実施しており，載荷・休止時間や軸荷重の違いがAs混合物に与える影響は確認できていない．本研究では，繰返しねじりせん断試験の載荷・休止時間や軸荷重を変化させた際のAs混合物の力学特性に与える影響を確認し，これまでの試験条件の妥当性について考察した．結果，本試験がAs混合物の載荷速度依存性や，休止時間が短い場合にひずみの蓄積が顕著になるなどのAs混合物の力学特性を評価できることを明らかにし，軸荷重の適切な設定が試験精度を維持するのに重要であるなどの知見を得た