[V-81] コンテナターミナルにおけるILB舗装の経時変化
キーワード:トランスファークレーン、100mm厚ILB、波形型ブロック、ブロックサンド、ブロック移動量、破損率
大阪咲洲コンテナターミナルでは、トランスファークレーンを使用した荷役を行っており、数年で半たわみ性舗装にひび割れやわだち掘れ発生して頻繁に補修工事を実施していた。このため、海外のコンテナターミナルで採用されているILB舗装の試験施工が実施された。3年間における調査結果から、100mm厚ILBは80mm厚に比べて、荷重分散性能とブロックの移動量で大きな差異を示した。また、100mm厚ILBは半たわみ性舗装に見られるひび割れが冬季に増加する温度特性が認められず、軽度の角欠け程度に収まっており、破損率の増加に伴う舗装体の支持力低下も無いことが確認できた。
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