令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

セメント系舗装

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 V-3 (幸町北5号館 523講義室)

座長:坪川 将丈(国土交通省)

[V-82] 普通インターロッキングブロックの曲げ疲労特性の評価

*島影 亮司1、岸良 竜1、宮本 昌周1、十文字 拓也1、天野 重治2 (1. 太平洋セメント株式会社、2. 太平洋セメント舗装ブロック工業会)

キーワード:インターロッキングブロック、曲げ強度、曲げ疲労

比較的寸法の大きいインターロッキングブロックでは,車両走行の繰返しにより,曲げ疲労破壊を招く恐れがある.そこで本報告では,ILブロックの曲げ疲労特性を実験的に評価した.種類は普通ブロックを対象とし,供試体を高振動加圧即時脱型方式により作製した.曲げ疲労試験時の応力レベルは0.7,0.8,0.9の3水準とした.供試体の破壊確率を順序統計量の方法を用いて算出し,得られた破壊確率ごとの応力レベルと破壊回数の関係から,普通ブロックの曲げ疲労曲線を算出した.舗装標準示方書の疲労曲線と比較した結果,普通ブロックは一般的な舗装コンクリートと同等以上の耐疲労性を有していると考えられた.

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