令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

セメント系舗装

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 V-3 (幸町北5号館 523講義室)

座長:坪川 将丈(国土交通省)

[V-83] 積雪寒冷地におけるコンクリート舗装の凍結深さに関する実態調査

*上野 千草1、丸山 記美雄1、木幡 行宏2 (1. 国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所、2. 国立大学法人 室蘭工業大学大学院)

キーワード:積雪寒冷地、コンクリート舗装、凍結深さ、凍上

耐久性の高いコンクリート舗装を採用することで、舗装の長寿命化が図れ、ライフサイクルコストの縮減が期待されている。これまでの研究で、コンクリート舗装において凍上により路盤面に不陸が発生すると舗装寿命が低下することが明らかになっている。このため、凍結深さまで非凍上性材料で構成させることが最善と考える。現在、凍結深さの推定にあたっては、凍結指数を用いた修正Berggren式が一般に用いられているが、コンクリート舗装への適用については検証されていない。本文では、コンクリート舗装における凍結深さの実測を行うとともに、修正Berggren式より得られる凍結深との比較を行った結果を報告するものである。

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