令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

アスファルト系舗装

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 V-3 (幸町北5号館 523講義室)

座長:白井 悠(NIPPO)

[V-87] 積雪寒冷環境下における北海道型SMAの耐久性向上に関する一検討

*田中 俊輔1、亀山 修一2、丸山 記美雄1 (1. 国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所、2. 北海道科学大学)

キーワード:北海道型SMA、耐久性向上、路面テクスチャ

2017年度より北海道開発局において本運用が開始され,近年普及が進んでいる北海道型SMAは,粗い路面テクスチャによる走行安全性能を有しつつ,十分な耐久性を併せ持つ混合物として開発され,主に排水性舗装の代替として運用されている.しかし近年,積雪寒冷地のアスファルト舗装では,融雪期に多発するポットホールなどの破損が大きな課題となっており,表層用のAs混合物においてもより高耐久なものが求められるようになった.そこで本稿では,北海道型SMAのさらなる耐久性向上を目的とした配合の検討や試験施工を実施し,積雪寒冷環境下における高耐久化・長寿命化実現に向けた基礎的検討を行った.

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