[VI-02] 道路トンネル分岐合流部工事(その1)小土被り下の開削切拡げを伴うトンネル合流部設計概要
キーワード:分岐合流部、開削切拡げ工法、逐次解析、内部支保工、耐震検討、可とう継手
道路トンネル分岐合流部工事においてランプ合流部は,開削工法により本線トンネル(スチールセグメント)を切開いてRC躯体を接合する「シールド半断面結合区間」を有する.シールド半断面結合区間は土被り4m,最大構造幅21mであり,小土被りの大断面切拡げトンネル構造物である.本線トンネル直上を開削するこの区間では,トンネルの応力状態や変形が施工段階で大きく変化すると考えられたため,施工ステップを考慮した逐次解析を実施し,トンネルの変形を合理的に抑制できる内部支保工の選定を行った.また,スチールとコンクリートが接合された構造の地震時の変形に対応した可とう継手構造を採用することで合理的な設計を行った.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。