[VI-04] 道路トンネル分岐合流部(その3)褄部構造変化点の影響を考慮したセグメント設計
キーワード:分岐合流部、非開削切拡げ工法、構造変化点、鋼製セグメント、多リング解析、リング継手
本線シールドとランプシールドを地中で切拡げてランプトンネル分岐部を構築する道路トンネル分岐部工事において,切拡げ区間の終端部付近は,切拡げ構造からRCの褄壁を介して2本のシールド単円構造に断面が変化する特徴を有する.我々はセグメントの設計においてこうした縦断方向の構造変化の影響を無視できないと考え,構造変化点の影響を考慮したセグメントのモデル化手法を考案した.切拡げ構造の構造変化点においては,構造特性を考慮した2種類のリング継手のせん断ばねを用いて多リング解析を実施することにより,セグメントとリング継手の両者に対して安全な設計を行うことが可能となる.
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