設計概念

[VI-08] Development of special segment for divergence/junction of road tunnel(part4)
Bending test of the segment which is reinforced after assembly

*亀田 佳明¹、日髙 直俊¹、岸山 雄多佳¹、山本 亮太¹ (1. 大成建設)

Keywords:Underground enlargement of tunnel, Composite segment, Bending test, PBL, Divergence/junction

ランプトンネル分岐部を地中切拡げにて構築する工事では，扁平な断面形状となり，複雑な施工ステップを伴うことから発生断面力が大きくなる傾向がある．そこで，大きな発生断面力に対応すべく，各部位において特殊セグメントを開発した．特殊セグメントのうち，組立完了後の鋼製セグメントの耐力向上を目的として，現地でコンクリートを中詰し，コンクリートと鋼材を一体化させた合成構造とするものを組立後補強セグメントと呼ぶ．組立後補強セグメントの耐力と設計手法の妥当性を確認するために、単体曲げ試験を実施し，今回開発した構造を用いることで，合成構造化を行うことが可能となり，RC理論による設計が可能であることを確認した．