令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル (8)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 VI-7 (幸町総合教育棟 第21大講義室)

座長:田永 友則(アサノ大成基礎エンジニアリング)

[VI-1005] 不等沈下により支点移動が生じた既設アーチ橋における付加応力軽減策について

*入谷 琢哉1、山内 誉史2、土井 清樹1、中野 進也1、日高 健1 (1. 大阪市、2. エム・エム ブリッジ株式会社)

キーワード:アーチ橋、不等沈下、設計施工一括契約、長寿命化工事、橋梁の維持管理

堂島大橋では、地盤沈下により橋全体が不等沈下しアーチリブに支点移動が生じるとともに、床版等の老朽化が進行していた。一方、下部工やアーチリブ自体は比較的健全であったため、支点移動に伴い発生する内部応力である付加応力を軽減した上で、床版等の取り替え等を行うこととした。本対策は、高度な設計施工技術が必要であったため、総合評価落札方式における設計・施工一括発注方式により工事発注した。工事では、事前に支点移動量を推定した上で、反力管理を行いながらジャッキアップして、支承のピンを小判型のピンに取り替えることでアーチリブの支点移動を解消させ、付加応力の軽減を図った。

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