[VI-1009] 槽状桁の疲労き裂に対する樹脂注入による支点変位対策の効果
キーワード:槽状桁、支承、あおり、疲労き裂、樹脂注入、応力計測
対象橋梁は4連の槽状桁で構成される斜角を有する跨線線路橋である。現状供用している槽状桁は1983年に架け替えたものであるが、2010年の全般検査で端支材の切欠き部等にき裂が確認された。このため、槽状桁の延命化を目的として、き裂発生原因の一つと考えられる支点のあおり抑制対策として支承部への樹脂注入を実施した。本論では樹脂注入の施工概要について示すとともに、樹脂注入の効果確認等を目的として実施した注入前後の支点の鉛直変位ならびにストップホール近傍の応力計測結果について報告する。
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