[VI-1010] 鋼トラス橋の点検保守を可能とする新たな仮設検査路足場の開発
キーワード:鋼トラス橋、下弦材、点検保守、検査路、足場、ユニット化
鋼トラス橋は既設検査路から近接できない部位が多く,点検時に発見された鋼材腐食箇所の応急補修等は十分に実施できていないのが現状である.特にトラス下弦材の局部的な腐食箇所を点検保守するためには,下弦材に近接でき保守作業が可能な仮設足場が必要と言える.本稿では鋼トラス橋の下弦材の点検保守を可能とする仮設検査路足場を検討し,従来の足場に比べて組立解体が容易でユニット化され,載荷試験を通して十分な強度を有する新たな足場を開発した.試験施工の結果では通常の吊り足場に比べ約4倍の施工性を有し、施工期間の短縮にも繋がることが確認できた.
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