[VI-1011] 土木学会選奨土木遺産 長野県昭和橋の樹脂注入併用型下面増厚工法による長寿命化対策
キーワード:床版の長寿命化対策、床版補修補強工事、維持管理、樹脂注入併用型下面増厚工法、ひび割れ樹脂注入
昭和橋は、1937(昭和12)年に完成した長野県の千曲川に架かる鉄筋コンクリート構造の橋梁である。土木学会から2002年に「長野県技師中島武の創意によって生まれた世界最初の鉄筋コンクリート・ローゼ桁の一群」として選奨土木遺産に選考されている。近年、劣化損傷が顕著になっており、2013年に長寿命化計画策定業務の補修計画(案)などをもとに、外観変状調査や各種試験による劣化要因分析を行い、必要な補修設計を実施した。本文は、調査結果の概要と土木遺産としての景観面を考慮した樹脂注入併用型下面増厚工法による床版の長寿命化対策工事の報告である。
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