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[VI-1026] 神戸淡路鳴門自動車道鳴門管内の既設盛土補強の設計事例について

*佐々木 直也¹、吉川 修一¹、越野 勝²、角野 充² (1. 八千代エンジニヤリング(株)、2. 本州四国連絡高速道路(株)鳴門管理センター)

キーワード：既設盛土補強設計、鉄筋挿入工、盛土内浸透水排除工、地震応答解析、ニューマーク法

現在、本州四国連絡高速道路株式会社では、盛土高さ、湧水の状況、過去の補修履歴等から耐震性能照査が必要な盛土のり面を選定しており、そのうちの一部の盛土のり面について土質調査、地下水位観測、耐震性能照査等を実施している。本報告は、兵庫県洲本市における神戸淡路鳴門自動車道の高速道路盛土のり面について、土質調査、水位観測、耐震性能照査を実施するとともに、レベル2 地震動に対する安定対策工として、NEXCO 設計要領に示されている盛土内浸透水排除工と盛土補強土工の設計を実施したので、その概要を報告するものである。