令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル (11)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VI-7 (幸町総合教育棟 第21大講義室)

座長:森瀬 喬士(中日本高速道路)

[VI-1031] 山岳トンネルにおける漏水対策の選定方法に関する一考察

*今井 文彦1、久保原 猛1、北川 一希1、太田 雅人1 (1. 東日本旅客鉄道)

キーワード:山岳トンネル、導水工法、止水工法

当社においてトンネル内での漏水は,電気設備などに滴水することにより列車の運転保安を直接脅かす可能性となる.
 高崎支社管内における漏水対策は,山岳トンネルであることから導水工法を主に採用している.しかし,鉄道特有の制約条件を踏まえ,止水したい箇所のみ止水工法を適用することを目的とし、止水工法による対策を検討した.
 止水工法の材料選定と施工の結果,止水の効果が確認できたため,今後の漏水対策工法を選定する際の1つとして採用することとした.今後は,今回対策を実施した箇所の経過観察を行っていくのと併せて,漏水箇所の条件と覆工状況に応じて対策工法を選定し,適切な維持管理対策を実施していきたいと考える.

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