[VI-1032] Reinforcement work of the pilot tunnel of SEIKAN tunnel
Keywords:SEIKAN tunnel, roadbed rising, inside displacement, repair, invert, rock-bolt
青函トンネルは全長53km850m の長大海底トンネルであり,海底部区間23km300m は3本の坑道(本坑,作業坑,先進導坑)からなっている.3本の坑道の内,先進導坑は青函トンネルの坑内排水処理と坑内換気の重要な役割を果たしているが,竜飛先進導坑1km050m付近において路盤隆起が発生し,今後のトンネル維持に関わる保守のための通行および排水に影響があるため,補修を行う必要が生じた.補修を実施するにあたっては,有識者他で構成される青函トンネル検討会を開催,調査に基づき数値解析等を行い,補修方法の検討を行った.本稿では補修方法と,海底下かつ狭隘箇所での施工実績およびその結果について報告する.
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