令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル (11)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VI-7 (幸町総合教育棟 第21大講義室)

座長:森瀬 喬士(中日本高速道路)

[VI-1032] 青函トンネル竜飛先進導坑の隆起路盤変状補修工事について

*舘 雅春1、高橋 英樹1、才神 貴幸2 (1. 鹿島建設株式会社、2. (独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構)

キーワード:青函トンネル、路盤隆起、内空変位、補修、インバート、ロックボルト

青函トンネルは全長53km850m の長大海底トンネルであり,海底部区間23km300m は3本の坑道(本坑,作業坑,先進導坑)からなっている.3本の坑道の内,先進導坑は青函トンネルの坑内排水処理と坑内換気の重要な役割を果たしているが,竜飛先進導坑1km050m付近において路盤隆起が発生し,今後のトンネル維持に関わる保守のための通行および排水に影響があるため,補修を行う必要が生じた.補修を実施するにあたっては,有識者他で構成される青函トンネル検討会を開催,調査に基づき数値解析等を行い,補修方法の検討を行った.本稿では補修方法と,海底下かつ狭隘箇所での施工実績およびその結果について報告する.

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