[VI-1040] 急斜面における仮設コンクリート構台の計画
キーワード:急斜面、仮設、コンクリート構台、CIM
八ッ場ダムの建設において、左岸天端に資機材運搬のための大型クレーン走行用の仮設構台が必要となった。施工箇所手前に既存管理棟が存在するため、岩盤に杭を打設する鋼構台の場合、杭打設用重機の搬入動線の確保が困難であることから、埋戻しコンクリートによる構台を設計・提案した。設計にあたり、複雑な三次元形状の直接基礎形式の構台となるため、外的安定に対する評価が難しく合理的な設計手法が求められた。本稿は、複雑な三次元構造を簡素化(複数断面の二次元化)することで設計の合理化を図った事例を紹介するものである。また、構台の構造変更に伴い恒久構造物となるため、景観に配慮した埋設型枠の使用事例について併せて報告する。
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