施工計画 (2)

[VI-1050] 試験施工を踏まえたトンネル天井板撤去工事の施工

*岩脇 菜摘¹、鈴木 重人¹、杉浦 裕幸²、末次 宏基² (1. 熊谷組、2. 名古屋高速道路)

キーワード：トンネル、天井板、通行止め、試験施工

名古屋高速2号東山線にある東山トンネルは、長期的な安全性確保の観点から平成31年2月に全ての天井板撤去工事を行うこととなった。本施工の際は東山トンネル上下線共全面通行止めでの工事になるため、模擬トンネルを整備し、天井板撤去に従事するオペレーター全員が事前に習熟訓練を行った。その結果、昼夜(2方)で80枚/日という施工計画工程を決定した。本施工の際は、天井板間の間詰モルタルの斫りに手間取るなど想定以上のロスが発生した。しかし、撤去作業が進むにつれ習熟訓練での成果が発揮され、上下線通行止め期間内で8,750枚の天井板をはじめ、隔壁・受台の撤去を完了させた。