令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工計画 (3)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-8 (幸町総合教育棟 第22講義室)

座長:木村 聡(安藤・間)

[VI-1052] 起重機船による端部鋼殻の一括架設

*市川 直樹1、坂本 明伸1、神田 基1、小粥 太郎1、太田 匡司1 (1. 大成建設)

キーワード:端部鋼殻、鋼合成構造、沈埋函、省力化、起重機船、ニューマチックケーソン

東京港臨港道路南北線事業において,陸上トンネル部と沈埋函工法による海底トンネル部の接続部は,ニューマチックケーソン工法にて立坑が構築される.立坑と沈埋函の接合部は,地震時の断面力を伝達するために,RC構造である立坑に,端部鋼殻が埋め込まれる構造である.
工程短縮を目的として,端部鋼殻構造の合理化を図った.当初計画は,現地組立による分割構造であったが,変更計画では全部材工場製作による一体構造とし,起重機船による一括架設を行った.施工期間は3日で完了し,約30日の工程短縮効を図った.また沈埋函接続部となる立坑は高い沈設精度が要求されたため,端部鋼殻の設置精度の確保にも留意した.

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