令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工計画 (3)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-8 (幸町総合教育棟 第22講義室)

座長:木村 聡(安藤・間)

[VI-1059] JR渋谷駅改良工事における繊維混入高流動コンクリートの施工

*岡野 満1、椎橋 顕一1、加藤 隆1、松元 淳一1、堂本 竜哉2、宮坂 知成2 (1. 大成建設株式会社、2. 東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:高流動コンクリート、有機繊維、流動化剤

JR渋谷駅改良工事において、埼京線の橋台上床版コンクリート打設に際し、鉄筋量が高密度であるため、高流動コンクリートを用いる計画とした。上床版は剥落防止対策として有機繊維を混入し、夜間打設を行った。プラントの制約より、プラントにて遅延剤等の混和剤の別途添加はできないことから、通常のランク1相当の高流動コンクリートを現場まで運搬し、現場にて有機繊維ならびに流動化剤を別途添加し、流動性を確保する計画とした。有機繊維混入後、スランプフローが低下したが、流動化剤を添加することにより、所定のスランプフローを確保した。有機繊維や流動化剤添加による圧縮強度の低下は無く、良好な施工を行うことができた。

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