[VI-1061] 鉄道電化区間においてコの字天秤を使用した工事桁架設について
キーワード:工事桁、桁架設、吊り具、大型クレーン
雨水幹線整備事業の一環で、排水路と鉄道線路が交差する現橋りょうを改築し、河川拡幅・暗渠化により橋りょうの有道床化を行なう工事を工事桁架設工法で施工したものである。本報告は、複線・直流電化区間において、仮設用工事桁(単線桁L=18.0m W=20t)を上下線別に360t吊大型クレーンにより片側からの一括架設にて施工した実例を紹介する。クレーン一括架設とはいえ電化区間であるためトロリー線が支障する中を、線路閉鎖間合い約5時間、き電停止間合い170分以内で、線路を破線・掘削・工事桁架設復旧を1晩で完了させるため、コの字型天秤を使用した工事桁の架設を可能にした検討内容を報告する。
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