令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発 (1)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VI-9 (幸町総合教育棟 多目的室2)

座長:坂本 守(安藤・間)

[VI-1074] 骨材貯蔵施設の温度上昇抑制と視覚対策への紙素材の活用

*宮瀬 文裕1、正井 洋一1、宇野 昌利1 (1. 清水建設株式会社)

キーワード:紙素材、アースカラー、温度上昇抑制

大規模な土木現場では,猛禽類保全のため様々な対策を実施している.その一つとして,現場内設備を安全喚起色の黄色ではなく,周辺の樹木に近い茶色や緑色のアースカラーに塗装し,猛禽類への視覚的な刺激を低減している.しかし,コンクリート用の骨材貯蔵施設は,茶色などの濃色のアースカラーに着色することで,太陽光を吸収しやすく,貯蔵中の骨材の温度上昇により,コンクリートのひび割れ発生の懸念が高まるため適用が困難である.今回,アースカラーと骨材の温度上昇抑制を両立できる技術として,紙素材を活用したアースカラークールシートを試作し,効果確認のためダム現場で試験を行った.開発した技術と試験結果の概要を報告する.

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