[VI-1076] 音響管を用いたニューマチックケーソンの排気騒音低減技術の開発
キーワード:排気騒音対策、ニューマチックケーソン、音響管
基礎工法の一つであるニューマチックケーソン工法は、他の工法に比べ騒音・振動の少ない工法であるが、市街地ではマテリアルロックからの高圧空気の排気に伴う騒音発生が問題となる。一般的な排気騒音対策として用いられる消音マフラーは、高音域の音圧を大幅に低減できるが、中音域以下の周波数帯に対しては効果が低いため、十分な対策になっているとは言い難い。そこで、中音域の音圧低減を対象に音響管の共鳴原理を用いた消音装置を考案し、縮尺モデルによる実験を行った。実験の結果、考案した消音装置の排気騒音に対する音圧低減効果を確認することができた。
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