令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発 (2)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 VI-9 (幸町総合教育棟 多目的室2)

座長:岡本 俊彦(大成建設)

[VI-1077] ケーソン堀残し幅計測システムの開発

*坂梨 利男1、緑川 達也1、杜若 善彦1、森本 直樹1、仲野 勝博1、加藤 勝則1 (1. 鹿島建設)

キーワード:ニューマチックケーソン、堀残し幅、レーザースキャナー、画像処理

これまでニューマチックケーソン工法の沈下管理は,簡易な計算から求まる堀残し幅を目安とするものの,沈下に応じて現場で掘削を調整しており,経験則に応じた対応をしているのが現状である.そこで,潜函作業員の安全性・作業効率の向上や,堀残し幅と実際の掘削・沈下を定量的に評価することを目的として,レーザースキャナーとネットワークカメラから,刃口と土砂の境界および掘削状況を検出・表示し,潜函作業員の掘削作業を支援する堀残し幅計測システムを開発した.

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