[VI-1079] 耐候性と生分解性を有する粉じん飛散防止材の一般工事における適用性の評価
キーワード:粉じん飛散防止材、粉じん計測、風速、土粒子径
建設現場では,作業員の健康保護や周辺住民の生活環境保全の観点から粉じん飛散防止対策が講じられている.その対策の一つとして,粉じん飛散防止材の散布が知られている.筆者らは前報で,粉じん飛散防止効果を継続的に発揮する粉じん飛散防止材を開発し,室内試験で評価した結果を報告したが,本報では,粉じん発生因子(粒径,風速)の条件を考慮し,粉じん濃度により,経時的な粉じん飛散防止効果を定量的に評価することを目的に施工試験を実施した.粉じん飛散が起こる可能性が高い土粒子が約45%存在し,粉じんが飛散すると考えられている5m前後の風速下でも,約5カ月間,良好な粉じん飛散防止効果が継続したことを確認した.
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