令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発 (2)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 VI-9 (幸町総合教育棟 多目的室2)

座長:岡本 俊彦(大成建設)

[VI-1081] モルタル供試体におけるTBMセンターカッタビットの掘削性能に関する基礎的研究

*河相 拓真1、重松 尚久1、河村 進一1 (1. 呉工業高等専門学校)

キーワード:TBM、モルタル供試体、センターカッタビット、最適化

TBMにおいてセンターカッタビットの配置は現場の経験則に基づいて設定されており、具体的な理論は確立されていない。一般に、センターカッタの間隔が広すぎると芯残りという現象が発生し、掘削効率が悪くなるという問題点がある。そこで、本研究では掘削効率を向上させるために掘削中心から最も内側のセンターカッタビットの刃までの距離の最適化に関する研究を行った。その結果、平均掘削速度は最小半径の増加に伴い減少していく。また、最大水平力、最大トルク、1回転当たりの掘削量は最小半径の増加に伴い増加していく。

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